それがわかっている前提で、最近気になることがある。
"最近、日本では人を二種類に分けることができる。
それは、"HDTV"を持つ者と持たざる者だ。"
理由はさまざまだろう。
1・TV を買い換えるのは壊れたとき。
2・現役で割と新型の(2000年以降) CRT が高画質で元気に見れる。
3・CRT と比較すると現在の HDTV (主流は PDP/LCD)は低画質に見える。
4・そもそもハイビジョンが見える環境に無い。
上の理由のうち、2〜4 は、まぁある程度納得である。
2と3を主張するかたには残念だが、出るか出ないかわからない SED とやら(東芝/CANON 共同開発)が、CRTの長所と薄型TVの長所両方を兼ね備えているらしい(量産品がまだ無いため詳細不明)。
4は、はなはだ残念だ。
1については、ハイビジョンTVがあるご家庭に伺ってみると良いだろう。
その御家庭にある機種にもよるがここ1・2年の最近のものであれば、ハイビジョン映像を満足な画質で見ることができる。
それは、すばらしい高精細さである。デジカメの写真がそのままの画質で動くような感じだといえばわかりやすいだろうか。
よっぽどの理由が無い限り、その映像を家でも見たい・という欲求が発生するものと思う。
現在はその欲求に答えられるほど32インチ以下の価格が落ちてきている。
デメリットは上で書いたとおり、
反応速度、コントラストで CRT にまだ少々劣るところがある上、VHS や DVD などのわりと高画質でないソースに関しては、それなりにしか見れない(一部機種ではかなり汚く見える)場合がある。注意が必要だ。
だから、実物を実際に見る必要がある。
さらに、LCD(液晶) / PDP(プラズマ) はそれぞれ特性が違うというわかりにくさがある。
LCD は明るい室内でコントラストが維持される。
* 暗くすると暗部が 黒→グレー になり全体が明るくなってコントラストが落ちる。
PDP は、多少暗い室内向きだ。明るい室内だと発色が薄まり、コントラストが落ちてしまう。
これまでの TV とは少々ちがうので注意は必要だ。