しかし、今までの当 Blog の掲載情報では、最後のWEGA、KDL-L32HVX を一層豊かに活用する・という方面の情報が大幅に不足していました。
そこで、なにか有用な情報を掲載できないかと思い、我が家の(唯一にして最大の液晶 HDTV である) KDL-L32HVX の 2007年1月現在の地上デジタルの画質設定について掲載することにしました。
以前りんさんという方とのやり取りで我が家の画像設定を、コメントにて公開しているようです。(確か前回は BS デジタルのほうだったと思います)
しかし、2007年1月現在では、公開した設定とはだいぶ変わっているはずであり、私個人の考えとしましては現状のほうが masayu-i 的好みド真ん中にできておりますので、あの設定は忘れてください。
なお、この設定は masayu-i 家の環境において、現在設置されている TV の位置、我々の好みの視聴ポジションからの見え方により、我が KDL-L32HVX が最適化されたものです。したがって、他の方の御宅では多少は違ってしまう可能性があり、さらに KDL-L32HVX の個体差などによっても変わる可能性があります。
さらに、 32 型でない液晶 HVX に至りましては、使用されている液晶パネルの種類がまったく違ってしまいますので、同じ設定は使われないほうが良いと思います。
さらに注記となりますが、今回の設定はまだ BS デジタルのほうには反映していません。
しかし、某年末歌合戦で比較した際、BS デジタルよりも地上波のほうが、全体的に良い画質なように見えました。
ビットレート的には BS デジタルが有利なはずなので、おそらく HVX 側の映像設定が影響していると思います。したがって、近いうちに BS デジタルのほうも設定をこちらに合わせる考えです。
この設定は、カリカリした解像より諧調表現や映像の自然さを重視した設定です。
シャープネス / デジタルテクスチャエンハンサー / ディテール強調 は弱い、あるいは実施無しですが、そうは言ってもノイズリダクション関係もほぼ全て切っていますので、これで十分に自然な解像感が出ます。
バランスの良い映像を鑑賞できると(個人的に)思います。参考にしてください。
画質モード カスタム
ピクチャー 54
明るさ 32
色の濃さ 39
色あい 標準
Hホワイト 切
色補正 切
黒補正 弱
ガンマ補正 弱
ダイレクト 切
DRC-MFモード切換 モード1
DRC-MFパレット
シャープネス 15
デジタルテクスチャーエンハンサー 切
ディテール強調 切
NR 切
ブロックノイズリダクション 切
シネマドライブ オート
色温度 2(中)
Rゲイン −2
Gゲイン −1
Bゲイン 0
Rバイアス+1
Gバイアス−1
Bバイアス+1
バックライト 最小
コントラストエンハンサー 入
* バックライトを最小まで抑えたところが以前と違います。
この設定だと黒浮き(本来黒に表現されるべきところがグレーにみえること)が最大限抑えられるほか、ピクチャーを強調することで、階調を維持しつつ自然なメリハリも確保できるというメリットがありますので、ぜひご活用ください。