既に
勿論、それは今までの Brown Sugar 氏の状況でもあったわけだが(例:MAC関係など SONY 以外のレビューがコラムの半分ほどを占めるようになってきてしまっている)やはり、Brown Sugar 氏の SONY に向ける情熱が期待感を持続させていたと言ってもいいかもしれない。
今度引き継ぐ方々も是非とも頑張って頂きたいが、 Brown Sugar 氏のように S505 の Extreme Edition をいきなりご購入されるほどの危険なまでの熱意と、そうはいいつつ、冷静に分析されるような独特なキャラクターは期待してはいけないと考えるとやっぱり寂しい思いで一杯だ。
同じように新作が無い(あるいはあってもなきがごとしが現状のVAIOでは?)SIGMA の DSLR だが、こちらのコミュニティは今でもホットだ。
こちらのアサイ氏のフォビオン掲示板では今でも画期的な情報交換がされているほか、maro氏のSD9/10のためのウェブサイトは、現在でも週に1回以上は SD 関係の内容で更新されている。
扱っている製品の性質の違いが最大のポイントで、特に一眼レフではレンズが継続的に販売されればそれだけネタになるということもある。
しかし、その根本的な商品の差のほかに、企業のスタンスの差があるように思う。
SIGMA のサイトで良く書かれているが、”カメラに不具合があって先方に送ったら、汚くなっていた別の部品の一部が新品と交換され全体的に新品同様になっていた”などの事例があるという。SONYでは寡聞にして聞いたことが無いことだが…。
また、SD9/10というものが 2002/3 に発売されつつ、いまだに現役で、素晴らしい画質を提供しており、ソフトウェアも継続的にバージョンアップされていることも非常に大きいと思う。
ものづくりとはかくありたいと思うものだ。
SD9 、もっと使い倒して見たいとおもう。