Google が専用 OS あるいは Linux を普及させる動きがあるとか無いとかまことしやかな話である。
さらに、NHK BS hi でも、自治体が VISTA の要求スペックの高さにあきれて Linux に振れる動きがあるとか。(メールと文書作成が主な使い方の彼らなら、最初から Linux ベースの専用環境を用意するほうが良いのだと思う。)
スルー Windows 的な動きである。
Windows アップデートせずにすむ / 無駄なメモリ増強も不要 / ばあいによっちゃ新 PC をうりつけられるところだった とあれば、割と良いソリューションに見える。
だが、自分は(個人的に)この動きはぜんぜん歓迎できない。
WMVHD は無理だろう。WMV/WMA 資産も使えなくなる。まぁこれは少ないからいいとして・・・
gimp は動くけれど '98 から愛用の Photoshop4.0 は動かないのが Linux。
Padie が動かない。もっとも賢い減色ツール(フリー / since 1999から愛用)が使えなくなる。
Winamp もダメだろうし、iTunes も今のところダメだろう。
FLASH 8 も無用の長物になるだろうし、
PowerDVD もダメだろう。
EPSON printer / CANON スキャナー(since 1999) / SIGMA PhotoPro もダメだろう。
つまりネットとメール、つまらないオフィスソフト以外全滅なのである。
(どれも ケータイですらできることだし…)
特に、プリンタ、スキャナ、デジカメ連動関連はドライバーが絡んでいるのでどうしようもないのだ。
ここら辺を捨ててまでほかに移行したいとは更々思わない。
さりとて、VISTA でも動かない可能性はあるのだ。
しかし、Windows 98 のころから愛用しているソフトウェアたちが XP でも元気に互換性を保ちつつ動いているのを見ると、VISTA でも何とかなりそうなのである。
いわゆるパワーユーザーの端くれである masayu-i としては、ケチなハードにケチなソフトではとても満足できそうに無い。
しかし、VISTA の透明窓を大歓迎しているとか、そういうのもまったく無い。
Windows98 時代には、バー 上部がグラデーションしたのでとてもうれしかったが、 XP の Luna 画面、影設定、数々のアニメーションエフェクト、フォントのアンチエイリアス化などの無駄装飾について、本当にもううんざりだ。
リソースがもったいないので全て切り、Windows 2000 相当の classic な画面に設定している。
さて、HDTV についてもひきつづききな臭いのだ。
SED の撤退がほぼ見え、かわりに 有機 EL が登場しそうな局面である。
40インチ液晶が 89,800.- で買える(@イオン♪) という時代になり、PDP すら末端機については同等以下の値段で購入可能になってきている。
コモディティ化のほかに品質低下の恐れもだいぶ出てきている。
見えないコストカットが今後どのような影響を与えるのか…
Pioneer の更なる高みへの挑戦、SONY の OELD / SXRD、Victor の高速液晶ドライバー/リアプロ、Hitachi の ALIS/IPSα など、まだまだ発展のみどころのあるものだ。
画質、音質、インタフェース、改善すべき箇所はたくさんある。
またまた平凡な〆だが、とにかく、今後の動向に注目だ。