ayame の実家のネコ。
(photo by ayame : camera / DSC-U20 (Cybershot U20 33mm 固定)* 2005年撮影)

野良?
(photo by masayu-i : camera / SIGMA SD9 (17-35mm)* 2005年撮影)

古い猫写真をもってきて何をする気かといえば、画質談義である。
もちろん SIGMA SD9 の猫もいいが、 U20 も案外がんばってるという感じがしないでもない。
さて、何と比べてがんばっているかというと、 DMC-FZ50 という、松下渾身の最新1000万画素、ハイエンドコンパクト機と比較して・であるから驚きである。
下記にサンプルをご紹介しよう。
http://panasonic.jp/dc/gallery/sample/fz50/P1000117.JPGナニコレ…
ノイズを塗りつぶすためのリダクションがかかりまくってて全体的にゴワゴワすぎ… orz
元ネタは おなじみ、田中大先生のブログの下記エントリーである。
http://thisistanaka.blog66.fc2.com/blog-entry-106.html機種は違うが、1000万画素機の悪しき証左である。
そこで 200万画素機かつ、ローエンドコンパクトの U20 に登場いただいたわけだが、等倍では ド素人の ayame が、片手持ちで暗い民家で撮影したテキトーな猫写真のほうが、最新ハイエンドコンパクトの FZ50 のレフ板やら撮影条件を整えた写真よりも解像感があるのだから やっぱり ヘコー である。
トータルで見たい場合の解像ぶりはさすがに物量の勝利で 1000 万画素機であろうが、200万 vs 1000万 ほどの解像感の差にはならないのは、等倍比較で実証済みである。
さて、田中先生は具体的に G7 を挙げていらっしゃる。
> さてこのG7の素晴らしい写り具合を見て、
> それでもまだ、300万画素のほうがイイのだ、とガンコに言い張るのでありましょうか
確かに、G7 のこのサンプルからは(ダイナミックレンジは微妙だが)ヒットしたときの解像感のよさは十分に感じられる。
これならば(ダイナミックレンジは微妙だが)旧300万画素コンパクトと比較して劣るなどという心配は無いように思う。
http://cweb.canon.jp/camera/powershot/g7/data/G7_l2.jpgと褒めつつ、やはり大きな弱点が見つかった。
紫の花の解像だけが極端に低く、つぶれてしまっている。
やはり、色々無理をしているのだろう。
http://cweb.canon.jp/camera/powershot/g7/data/G7_l3.jpgダイナミックレンジ低下やノイズ増加は画素数増加に伴ってより悪化する傾向があるのを、デジタル処理で何とかしているのが実情のようなので、500 万画素でよいから、それらの欠点が大幅に解消されている機種があればと思ってしまうなぁ。
posted by masayu-i at 03:08| 東京 ☀|
Comment(4)
|
TrackBack(0)
|
・写真
|

|